50代後半になると人生の折り返しを意識することがあると思います。未婚の人は「ひとりで生きる」ことを意識せざるえない年齢になっていることは確かです。
この記事ではひとりで生きる覚悟をした人はどんな時に覚悟をしたのか、どんな準備をしたらいいのかを紹介していきます。
ひとりで生きていくと覚悟をしたとき
筆者は50代後半で、おそらく「ひとりで生きていく」だろうと覚悟しています。
ではどんな時に人は「ひとりで生きていく」と思うのでしょう。
ひとりで生きるのは寂しくないですか?
お母様を安心させてあげてください。
【ひとりで生きると覚悟するとき】
- 全く恋人ができないとき
- 両親が亡くなり天涯孤独になったとき
- 離婚したとき
- 他人と共同生活できないと気がついたとき
全く恋人ができないとき
努力をしても彼氏、彼女ができないときあります。好きになった人が上司と不倫していたとか、かなり落ち込みます(筆者の実体験です)
恋人探しは時間もかかりますし、想いが伝わればいいですが報われないことも当然あります。そんな時に恋人探しをあきらめて努力をしなくなった時にひとりでいきることを覚悟した瞬間です。
努力しないとで出会いなんか
ないですよ
50代後半で未婚の人は努力しないと、ひとりの状態は改善しない
両親が亡くなり天涯孤独になったとき
親族の不幸でひとりになった時、多くのひとは「これからどうしよう」と不安になります。
筆者は父が亡くなり母も認知症のグループホームに入所、しばらくしてコミニュケーションが成立しないことがわかった時は天涯孤独になったと覚悟した瞬間でした。
大多数の人は頼れる身内がいなくなったとき、ひとりで生きていく覚悟をする瞬間です。
離婚したとき
結婚するより、離婚する方が何倍もエネルギーを使うなんてことを聞いたことがあります。
離婚した後は少し休みたいと思いますし、すぐに恋愛はできないでしょう。
人によっては失恋で、これからの人生をひとりで生きていくと決める人もいます。
失恋でひとりで生きることを決めるのは
悲しすぎますね。
他人と共同生活できないと気がついたとき
結婚すると自分のルールを相手に合わせる必要があります。
洗濯物のたたみかたひとつでも違いはあるでしょうし、夫婦二人の価値観を作っていくことはとても大変です。
この価値観の違いから、ひとりで生きていくことを覚悟する人は多いです。
価値観の違いは実の親でも改善はむずかしく、共同生活解消の理由になる。
ひとりで生きていくのに必要なこと 5選
これからの人生をひとりで生きていこうと決意したら、何が必要になるのかをまとめてみました。
【ひとりで生きていくのに必要なこと】
- 仕事をして収入源を確保する(正社員にこだわらない)
- 趣味を充実させること
- 健康管理をすること
- 助け合える友人を作ること
- 自分の身なりを清潔に整えること
仕事をして収入源を確保すること
あなたは家族を養う必要はありませんが、自分が生きていくだけのお金は必要です。収入源がなくなってしまうと生活に困ってしまいます。
正社員にこだわらず、派遣やバイトも視野に入れて収入源を途絶えさせないようにしましょう。今までの職種にこだわらず越境転職することも有効ですが、自分が何をやりたいだけは明確にもっていましょう。
仕事はなんでもいいからで就職してしまうと
後悔する日が必ず来ますから、慎重に行動しましょう。
起業も視野にいれて、副業も考えて
みてください。
これから大きな病気をしたりすると治療費もかかりますから、収入源を複数持つことが理想です。
趣味を充実させること
家族のために時間を割く必要がないので、すべての時間を自分のために使うことができます。そのためにも夢中になれる趣味を探しましょう。
趣味を作れと言われても簡単にできるものではないと思います。趣味を探すことに時間を使ってもいいですし、資格を取るために勉強を始めるのもいいです。
何かに夢中になれる趣味を持つことは
ひとりで生きていく人生を豊かにしてくれますよ。
健康管理をすること
ひとりで生きていくのであれば、風邪をひいても看病してくれる人はいませんし、コロナ禍の現状であれば、コロナに感染してもひとりで病院等の対応をしなくてはいけません。
もし大きな病気になってしまい、働けなくなってしまった時のために保険の加入も忘れないようにしておきましょう。
助け合える友人を作ること
50代でひとりで生きていくことを覚悟した人は、友人がたくさんはいないかもしれません。個人差がありますから、すべて50代がそうだとは言いません。
友人がたくさんいれば、困った時に助けてくれるので寂しさを感じることが少なくなります。友人の輪を今から広げておけば、ひとりで生きていく人生をより豊かにしてくれます。
友達が少ないと自覚している人は
今交流のある友達と大切に接してください。
自分の身なりを清潔に整える
ひとりで生きていく、家族がいないからと言って、身なりに気を使わなくていいわけではありません。むしろ今まで以上に清潔感を保つようにしましょう。
それでなくても50代未婚だと、なんとなく生きにくかったりしますから、服装も気を配り清潔感を保つようにしましょう。
ひとりで生きていくメリット
これからひとりで生きていこうと覚悟したらどんなメリットがあるのでしょう。思いつく限りまとめてみました。
大きくはこの三つになりますが、意外と少なくて正直驚きました。
【ひとりで生きるメリット】
- 自分の好きなことに好きなだけ時間を使える
- 自分で稼いだお金を自分のために全て使える
- 誰にも干渉されないで生きることができる
自分の好きなことに好きなだけ時間を使えること
ひとりで生きていく最大のメリットは、自分の好きなことに好きなだけ時間を使えることかもしれませんテレビや動画を好きなだけ見ても、誰に文句を言われることはないのですから。
結婚して子供がいると自分の時間を作ることは難しいです。そのメリットを無駄にしないようにしたいです。
休みの日にダラダラ過ごすのは
なるべく少なくしましょう。
稼いだお金を自分のために全て使える
家族を養うにはお金がかかりまます。子供が生まれたり、その子が進学するとお金がかかりますからそのために貯金をしておく必要があります。
ひとりであれば、基本的に自分のためにお金を使うことができます。これからのために勉強して資格を取るためにお金を使うことも自由です。
自分でお金の使い道を決められるのも、ひとりで生きるメリットです。
誰にも干渉されないで生きることができる
誰かと一緒に生活すると、我慢しないといけないところは必ずあります。実の親でも一緒に生活するとリズムが全く違うのでつらい思いをした経験があります。
ひとりで生活していれば、誰にも干渉されないのでまさに自由を実感できます。
ひとりで生きるデメリット
ひとりで生きるメリットは思ったより少なく感じました。ではデメリットはどうでしょう。
【ひとりで生きるデメリット】
- 老後をひとりで過ごす
- 子供の成長を見ることができない
- 結婚生活を経験することができない
- 孤独である
老後をひとりで過ごす
結婚しないと老後はひとりで過ごすことになります。
ホームに入所できたりすれば、そこで友人ができて新しいコミニュティに参加できますが、ひとりで過ごすと社会との繋がりが少なくなり、自分の体調に何かが起こった時に近くに誰もいないという寂しい可能性も考える必要があります。
自分がいなくなった後のことも
考えて準備しておきましょう
子供の成長を見ることができない
筆者の父に言われたことがあるのですが、「子供の笑顔や成長を見ることができたから、仕事で辛いことがあってもがんばれた」と。
ひとりで生きることを決めることは、子供の成長を見ることができないと覚悟する必要はあります。
子育てはかわいいだけではやって
いけないですが、いやされる部分は多いですね
結婚生活を経験することができない
家に帰ったら好きな人が料理を作って待っていてくれる。休みの日には子供と3人で遊びに行く、そんな結婚生活を思い描くことは、一度はあったと思います。
ひとりで生きることは、そんな経験を味わうことができないことを意味します。
結婚は楽しいことだけではないですよね
そこから2人の生活が始まるのですから。
孤独である
仕事をしていないと、朝起きてからしゃべった相手はコンビニのスタッフだけ、なんてことは普通にあります。
そうならないためにも、自分で予定をたて忙しく毎日を過ごせるようにしましょう。ひとりで生きることを決めることは、孤独と常にとなりあわせにいることです。
ひとりで生きるかはよく考えて慎重に決断する
ひとりで生きることには、メリットとデメリットがあります。今現在ひとりでもこれから、素敵なパートナーが現れる可能性は存在します。
これから先のことは誰にもわからないのですから、勢いだけでひとりで生きていくと決めないで慎重に考えて決断しましょう。
行動しないと素敵な出会いはありません
そのことは忘れないでください。
自分から行動しないとなにも変わらないです。
仕事も出会いも後悔しないでください。
まとめ
- ひとりで生きていくには、メリットとデメリットが存在する。
- ひとりで生きていくには収入源の確保と趣味が必要
- ひとりで生きていくには孤独に耐える力が必要
これからの時間をひとりで生きていくんだと決めつけないで、柔軟に対応してください。後悔していく時間は残されていないので、前向きに進んでいきましょう。
おわり
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がんばれ