私は6月で56歳になったのですが、55歳の時に退職を経験して、これからの生き方について考えてみました。特別なスキルも人望もないですが、56歳の現実を書いてみました。
「毎日が日曜日」はつらい
「毎日が日曜日」いいじゃん
ずっと休みなんだよね((笑)
「毎日が日曜日」⇒1979年に新潮文庫より発売された城山三郎氏の小説です。
今までに転職した経験は何度かありますが、55歳で退職して仕事を探す選択は重みが違いました。「何とかなるだろう」から「見つからないかもしれない」と思うようになりました。
小説の「毎日が日曜日」は昭和のサラリーマンが、定年を迎えてその後をどうやっていきていくかを描いた作品ですが、実際にその状況になるとつらいものがあります。
どんなことがつらいですか
- 会社に行けば誰かとか会話しますが、退職すると孤独を感じます。
- 収入がなくなるので、貯金を崩して生活するので将来が不安です。
- 働いているからこそ、休みのありがたさを強烈に感じます。
- 短期間だとうれしいですが、長期休みは飽きてしまいます。
最近、「40代、孤独」でネットがざわざわしている記事を読みましたが、あれは50代にもあてはまると思います。少なくとも56歳の私には刺さった記事でした。50代も結構孤独です(笑)
どんな対応策がありますか?
- 一人でも見つけられる楽しみを見つけましょう(夢中になれるもの)
- 就職をできるようにしましょう。条件は下げないと難しいです。
- 朝起きていくところがあれば、生活にリズムが生まれます。
- 節約できるところは節約していきましょう。
転職が全てを解決する訳ではないですが、「毎日が日曜日」から脱するためにも就活にも力を入れましょう。
50代半ばの仕事探しの現実はつらいです。
定年まであと5年足らずで転職をしたのですから、「苦戦の覚悟」はありました。私と同じように50代半ばで転職をされた方も「覚悟」は必要です。
でも現状はそれ以上に厳しいです。定年が60だったら残り5年、65としても10年しか働くことができないおじさんをいい条件で雇用する会社はないのが現実です。
全ての50代半ばの人が同じではないことだけは明言したいです。
スキルがあり、人望の高い即戦力の人はいい条件で転職を成功させているはずです。
では、そうでない人はまずどうしたらいいですか?
- いままでと同様の条件では転職できないと現実を受け入れましょう。自分を卑下するのではなくありのままの現実を受け入れないと次に進むことができません。
- 自分の仕事の棚卸をしましょう。何ができるのかを確認する必要があります。
- 給与が下がる可能性が高いことを受け入れて、節約の準備をしましょう
つらくなることを理解した上で転職したのですから、今の状態を楽しみましょう。すぐに決まればいいですが、すぐに「内定」出るところには何かしらの理由はあります。悲観的になっても何もいいことはありませんから、「今の現状を受け入れて、楽しみましょう」
50代半ばの生き方を考えてみました
50代半ばの転職がつらいことはわかりました。ではこれからどんな生き方を考えてみるのが充実した50代を過ごすことができるのでしょうか。
転職が成功したとして、出世が目標にはならないですよね?
次の会社では、昇進が仕事の目標にはならないはずです。自分よりはるかに年下の人から仕事を教わることに喜びを見出したり、新しい職場での人間関係に気を使うことになるはずです。
- 結果を出す必要もあるが、今までとは違う仕事の喜びを見つける努力をしよう。
- 自分の趣味や資格など興味を持てることに目を向けよう。
- 今まで築いてきた人間関係をより大切にしましょう。
今までのキャリアが生かされることもありますが、すべて新しい挑戦になることを忘れないようにしましょう。
- セカンドキャリアになることをしっかり受け入れることが大切です。
- 今までと同じ給与を望むことはむずかしいと思いましょう
プライドを捨てないといけないことですね
仕事の出来る方はどの方も頭が低いです。実るほど頭を垂れる稲穂かなという言葉もありますから、誰に対しても謙虚に接することが大切です。
今の年齢で転職をしないといけなくなっている現実をしっかり理解して、前に進んでいきましょう。
50代半ばの人は、仕事以外にも生きがいを求めよう
今までと同じ金額やポジションで転職することがむずかしいと受け入れることができたら、仕事以外でも夢中になれる楽しみを見つけましょう。
- 仕事以外で夢中になれることを見つけると、仕事だけの生活から解放されます。
- 収入源をもう一つ作る➡老後も安心ですし趣味と実益をかねることになります。
- 着なくなったスーツ、使わない鞄は処分して身軽になりましょう。
条件を下げて転職活動するのは大変です。屈辱だと思いますが、これが現実で今現在の自分の商品価値だと言えます。ずっとその会社にいなくても実力が伴ってくれば、転職をしても私は良いと思います。
今は働き方は選べる時代なので、実力が伴ってくればフリーランスとして働くことも視野に入れるのはありだと思います。
フリーランスで働くには、勢いだけではダメなので計画して
自己責任でお願いします。
まとめ
- 転職活動は条件を下げないと苦戦と長期化をしてしまう可能性が高い。プライドも捨てる
- セカンドキャリアを受け入れる
- 仕事以外で夢中になれる趣味を見つける。
- 収入源をもう一つ探して、趣味と実益の達成を目指す。
今は働き方を自由に選ぶことができます。次の転職先が最後になるならそれが一番いいですが、間違えたなと思ったら、仕事をしながら進路を考えましょう。
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