50代後半で転職を考えると不安ですよね。この記事では50代後半で転職活動に挑んでいる筆者の現実を紹介することで、読んでいただける50代の方の少しでも参考になればと思って記事を書いていきます。
年齢の壁は想像していた以上に厳しい現実を突きつけます。
50代後半の転職活動の厳しさを
再確認してみましょう。
すぐに定年になるから。
55歳で転職することは大きなリスクがあるので覚悟が必要です。55歳で転職が成功して定年が60歳だとすると残り5年、65歳だとすると残り10年です。
そんなおじさんに企業は正社員のオファーを出すことはしないと考えるの自然です。給与が下がることも当然考えないといけない問題です。
ただマイナスの要素ばかりでなく、同一の業界であれば、いままで築いてきたスキルや人脈が事業に貢献できると判断される可能性もあります。
年齢も残り10年ですが、10年は在籍してもらえるという考え方もあります。その間の本人の努力次第になってくることだけは本当です。
年収は下がることを覚悟しましょう。
前職と同じ金額で転職できればいいのですが、やはり難しいことであると受け入れましょう。金額に拘ると長期化する恐れもあります。まず転職先を見つけることを優先させましょう。
今の時代は副業をしてもう一つの収入源を確保することも可能な時代です。一つの会社に残り10年を託すのでなく、自分で生きていける方法を探すのもありだと思います。
健康管理に注意しましょう
50代後半の転職活動になると健康状態も確認される要素になります。会社に入社してもすぐに体調を崩して休みがちになってしまったら、採用する企業は大きな損失になります。
コロナの猛威も現状収まらないので、体調管理には必要以上に気を使いましょう。
年下の上司に指示を仰ぎ、平社員になることは想像以上に厳しい
管理職だった人が平社員になると、権限がなくなりますから想像以上に厳しいものがあります。これを受け入れないと次の会社で上手くいかないことになります。
次の会社では平社員ながら1番年上の社員です。既存の社員と上手くやりながら仕事を覚えることも想像以上に厳しいです。
仕事の棚卸をしよう
50代後半からの転職活動は、今まで以上に入念な準備活動が必要です。自分のキャリアの棚卸をして何がしたいのか、武器は何なのかを再度確認しましょう。
- 最後の転職として何がしたいのか
- 譲れないものは何か
- 最低の給与はいくらなら生きていけるのか
- 勤務スタイルは何がいいのか
- プライドは捨てられるのか
仕事の棚卸を箇条書きでも構わないので書き出してみると、どんな働き方が可能なのか今まで見えなかったことがわかります。
それをもとにして応募の理由や、退職の理由も用意しましょう。必ず聞かれるのが退職と応募理由です。どちらも担当者に納得してもらえるものを考えましょう。
退職理由と応募理由は必ず聞かれます。
相手が納得してくれる理由を用意したいです。
50代後半の転職活動では、もう一つ自分自身に問いかけた方が良いことがあります。それは本当に転職しないといけないのかを自分に問いかけてください。
- 本当に転職する必要がありますか。
- 上司に頭を下げて残留の選択肢はあります。(これもつらい選択です。)
- 会社を変わってしまうと、今までの仲間と会うことがむずかしくなります。これは今までのあなたの会社での人間関係によるところは大きいですが。
- 給与が下がることをしっかりと受け入れることができますか。
- 同じ職種に就ければ良いですが、違う職種になることの覚悟はありますか。
上記に記載した箇所以外にも、細かい箇所はありますが
これでも転職するとの決意が揺らがないなら、しっかり
転職活動できます。
会社を変わっても友人関係は続くと思っていましたが
現実は違っていることが多いです。
- 転職して仕事以外で友人関係は続くと思っていても、実際は続かないことのが多いです。
- 相手を身近に感じなくなって、なかなか連絡がない事実を受け止めると自分の望んでいた友情関係でなかった事実に傷つくことがあります。
- あなたが友人のことを大切に思っているなら、つながるきっかけを定期的に作ってみましょう。
失いたくない友人関係なら定期的に連絡してみましょう。
ラインを送るだけでもいいですよ。
自分の年齢を受け入れる
50代後半の転職活動でもサイトには登録しましょう
相手をしてくれるサイトもあります。
諦めないことが大切です。
まずは自分の年齢を受け入れて、転職サイトに登録しましょう。下記に記載した分は少なくとも注意して登録してみてください。↓
- 転職サイトに登録をする。以前の物が残っているなら再入力
- 応募の理由がコピペにならないように細心の注意をする。
- 今までの職種と違う職種にも応募する。
- セカンドキャリアであることを受け入れる。
- 自分の年齢と同じ数は応募しましょう。
- 転職エージェントに頼るのもいいが、あまり期待しないようにしましょう。
どの会社でもいいわけではないですが、まずは応募しましょう
数を送らないと何も始まりません。
「転職サイトとエージェントのいいとこどりができる」Jubuddy(ジョバディ)というサービスがあります。自分のスタイルに合わせて使いこなせるので、エージェントのデメリットを補えるサービスですhttps://jobuddy.jp/(参照)
一人で転職活動をするのは心細いです
今の自分の価値を知り、有効なアドバイスを
もらうためにも登録をおすすめします。
転職サイトとエージェントのいいとこどりができます。
- 求人が豊富
- すぐに応募できる
- 好きなタイミングで応募できる
- 自分に合う求人を選んでもらえる
- 応募手続きを代わりにやってもらえる
- 面接対応のサポートを受けられます
働いてみないとわからない部分はたくさんありますが、もしだめなら振り出しに戻ってやり直せばいいだけです。
一歩踏み出してみて、だめなら振り出しに戻る
のもありと言うことですね。
まとめ
50代後半の転職活動は長期戦を覚悟する必要があります。下記に記載したことをもう一度見直して自分自身と向き合ってみてください。
- 転職して何をしたいか、明確にしましょう。
- 本当に転職しないとだめですか?
- 給与が下がることを受け入れることができますか?
- 一番高齢の新入社員です、想像してる以上につらいです。
- 退職すると会社の友人関係は疎遠になります。
おわり
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