なぜ55歳で会社を退職しようと決断したのか。

日常

定年まであと5年なのに、なぜ55歳で会社を退職することを決意したのか。何も行先の決まっていないおじさんはどこへ行こうとしているのかをこのブログで書いていきます。

本人もこの転職が、上手くいくとは思っていません。後悔だけはしないように「あそこで辞めておけばよかった」と思うことだけはしたくありませんでした。

【55歳でなぜ会社を辞めようと思ったか?】

貫一56
貫一56

あと5年我慢したら、定年なのに

なんで辞める決断になったの?

幸せなことに、私が50歳の時に採用していただき、オープニングスタッフとして婦人靴の販売にたずさわってきました。

茜55
茜55

どんな雰囲気のお店だったのですか

6人体制でスタートした店舗でしたが、開店当初から人間関係があまり良くない状態が常に続きます。

スタッフ同士の空気が悪いとお客様にも伝わりますから、それを改善しようと上司に話すも、何も変わりません。

いつしかスタッフがいづらくなって辞めるが当然のようになっていき、少ない人数でも人間関係によるいじめの空気も生まれ、スタッフが長く定着することのないお店になっていきました。

それが当たり前になってくると怖いもので慣れてしまい、誰に言っても改善はされないし、ここはそんな会社だと、諦めの気持ちも芽生えていました。

そんな状況のなか、私が可愛がっていたスタッフも自分の道を見つけて辞めていくことを選択し、店舗の仕事を助け合ってきたスタッフがうつ病になってしまい辞めていくことになります。

【オーナ会社の悲しさ】

緊急事態宣言が発令され、店舗が休業になった時も給与を遅延、減額されることなく満額支払っていたただいたことは大変感謝しています。

ただ悲しいことに店舗に来ることが少なく、売り場に興味をもっていないのだろうなと感じていました。オーナですから何をやろうと自由です。

言い換えれば好き勝手やっても誰も文句は言わないし、言えないそんな感じです。すべてのオーナがこんな状態でないことだけは断言します。

スタッフがうつ病になって辞めて、売り場が回らないと訴えても、新しい人事制度を導入し給与に反映させていくとのアナウンスがなされます。

貫一55
貫一55

気持ちが切れてしまったのですね

このころから、オーナがやることに納得しなければ辞めるしかないだろうとの思いは強く持つようになりました。

【辞めることを回避する努力と辞める決断】

この会社に勤務した時は、定年まで勤務しようと思っていました。

勤務に慣れてくると、私が長年やってきた小売りとは違うことがわかり、「おかしい」と思う気持ちと「郷に入っては郷に従え」だからと仕方がないのかとの思いで葛藤します。

(おかしいと思った事例)

  1. 営業時間に携帯で友人と話しても誰も注意しない、あたり前。
  2. 暇な時間は座ってネット見ても誰も注意しない
  3. 小売業では当然の動的待機はしない
  4. ダントツの売り上げを計上している人には会社のルールを適用しない
  5. お気に入りのスタッフに賞与を増額、その分カットされる。

上記のように改善すべきことはたくさんあるはずなのに、人事評価を見直して給与に反映しますとアナウンスがなされます。

貫一55
貫一55

上司に現状を改善するように訴えたのですか?

スタッフが辞めて店舗運営に支障をきたしているのに何も改善されない状態を上司に何度も訴えますが、何も変わりません。

話し合いを求めても、メールで状況を訴えてもスルーされるか「募集はしているが、応募はないから」その一言で終わります。

貫一54
貫一54

作業が多く、精神的にかなり追い詰められた状態でした。

  1. 隔月で行われる棚卸作業
  2. 棚卸の集計作業
  3. 在庫の倉庫への補充業務
  4. 備品管理
  5. シーズン商品の入れ替え作業
  6. 新規商品の仕入れ作業
  7. 委託メーカの売り上げ管理
貫一54
貫一54

この雑用を全部1人でやらないといけないのか

自分の売り上げを意識しながら、店舗の雑用をやっていくのかと思うと気持ちが続くことはむずかしい状況でした。

茜55
茜55

他のスタッフに協力してもらえたら、違う結果になっていましたか?

他のスタッフと協力することができていたら、結果は違っていたかもしれません。残念ながら、そんなスタッフはいませんでした

だらだらと決断しないで、我慢していれば会社に残ることはできたと思いますが、どうしても人員減の中で人事評価見直しを検討していることに納得ができません。

(辞めることを決断した理由)

  1. スタッフの頭数が不足しているのに説明も改善もしないこと。
  2. 店舗の雑務を特定の人が全てやらなければいけなくなっていること。
  3. スタッフの頭数が不足しているのに人事評価を見直して給与カットを計画していること

上記に記載したような思いを抱えながら仕事をしてもいいことは何もないので、もう一度上司に確認をしました。返事はいつもと同じです。

貫一54
貫一54

状況が改善されないので退職しますと

伝えました。

私が退職を表明した後、上司は本格的に人員募集を行いスタッフの頭数は揃いました。私は最後に会社に貢献したのかもしれません

【何で生きていくのか?】

貫一56
貫一56

辞めるのは簡単だけど、特別なスキルもないのに

大丈夫ですか?

茜56
茜56

何かやりたいことはあるのですか

在職中に就活をすることは、スタッフの人数が足りないので活動することができませんでした。

ただ、WEBライターとして活動することには興味があったので、そこで仕事を受注出来たら生活していけるのではないかと思っていました。

在職中に案件を受注していくつか納品をしていたので、これをもう少し回数をこなすことができたら、年齢に関係なく仕事をしていけると甘い思いをいだいたのも事実でした。

【現実は甘くない】

貫一56
貫一56

生活がしていけるぐらいWEBライターの

仕事はあるのですか?

在職中にもう少し時間があれば受注案件を多くこなせると思ったことも事実でした。継続的にクライアントから仕事を受注していけたら生活が成立するかもしれないとも思いました。

ただ現実は厳しい結果です。

(立ちはだかる現実)

  1. 仕事が受注できない
  2. 応募できそうなところが見つからない
  3. WEBライターでも年齢制限で相手にされない

WEBライター

文章を書くことは好きなので、WEBライターとして活動して生活していくことを目標としています。そして現実の厳しさもしっかりと味わいました。

WEBライターだけでは生活はとても無理なので、期限を設けて活動する必要はあると思っています。

ここで自分の居場所が見つかったと書けることが今の目標です

まとめ

  • 私は年齢を考えたら我慢して会社に留まった方が良かったかもしれません。
  • 会社に残って、後悔はしたくなかった。
  • 父の仕事をやってみたかった。

きれいごとを言ってもまだ何も結果が出ていません。これからどんな50代を過ごしていくのかを前向き考えていきます。

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